性器に対してコンプレックスを持っている男性の中には、亀頭増大効果が見られる増大治療を受けようか検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
亀頭増大効果が得られる増大治療は比較的痛みも少なく、内容によっては安全性の高い治療が受けられるとも言われています。
しかし、それでも完全に安全というわけではありません。
稀なケースもありますが、亀頭増大・増大治療で起こり得るリスクについて、ご紹介していきましょう。
■亀頭部分に起こり得るリスク
増大治療後に起こり得るリスクの中には、亀頭部分に起こるようなものも見られます。
コンプレックスを改善するために治療したにも関わらず、亀頭部分に異変が起きてしまう可能性もあるのです。
例えば、増大治療を施してから2~3日程度腫れてしまうことも考えられます。
さらに、何ヶ所か注射針を挿し込むため、内出血を引き起こし色が変わってしまう場合もあるでしょう。
ただし、腫れは数日経てば改善されてきますし、内出血も1~2週間程度で元の色に戻ってくるので問題ありません。
他にも、しこりができてしまうというリスクがあります。
亀頭増大効果を狙った増大治療では、人体に対して安全な注入製剤が使われます。
通常であれば医師ができるだけ塊となって留まらないよう慎重に注入していくのですが、場合によってはしこりのように残ってしまう可能性もあるのです。
しかし、しこりができたとしてもヒアルロン酸やコラーゲンなどは徐々に体内へ吸収されていくため自然としこりも解消されていくことでしょう。
■異物性肉芽腫になる可能性も
異物性肉芽腫とは、亀頭増大効果が得られる注入製剤を入れたことで、慢性的な炎症が起きてしまいその部分に凸凹ができてしまうことを言います。
以前、亀頭増大のために行われていたシリコン注入では異物性肉芽腫のような凸凹感や変形が表れたという報告もあります。
現在は異物性肉芽腫を引き起こさないように安全性の高い注入製剤が用いられていますが、必ずしも起きないとは言えません。
増大治療とは異なりますが、アクアミドを顔に注射したことで異物性肉芽腫を引き起こしたというケースもあります。
近年は亀頭増大効果を得るための増大治療も進化を遂げ、安全性の高いものになってきましたがリスクが存在しないというわけではありません。
亀頭増大・増大治療のリスクについても考慮しながら、万が一そういったトラブルが起きた時でもきちんと対応してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。